隠れ蟹

こないだのオバケの話。




夜、眠りに着く寸前。

突然の金縛り。



俺はうつぶせ。




足音がこっちに向かってくるんだ。

俺の耳元まで来て、２，３回の足踏み。

布団もちゃんと踏まれてる感がある。絶対誰かいる。


その後、俺をまたいでどこかに歩いて去って行ったんだ。



足音が近づいてくるとき俺は「強盗が来たんじゃないか？」「殺されるんじゃないか？」で頭が一杯。

足音が過ぎ去り、オバケだってわかった時、何故か「あぁ、よかった。オバケじゃん。」と思った。


やっぱ、本当に怖いのはオバケではなく、人間なんだろうね。





そして時計を見ると午前２：５７。

３分待って、午前３時の君に電話をかけて寝ました。





本当の怖さは次の日にジワジワ来たね。

本気で家に帰りたくなかった（笑）



もうオバケはコリゴリです。

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